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自己資本比率とは?

自己資本比率とは?

自己資本比率とは「企業の安定性」を表す指標です。資産の中で、自己資本(返えす必要のない資本)の割合を指標にしたものです。計算式は
自己資本比率 = 自己資本÷資産(総資本)
資産(総資本)は、自己資本(自分で調達した資産)+負債(外部から借りた資本)であり、率が高いほど財務的に安定して倒産しにくいと言えます。

用語かいせつ

自己資本比率を英語では、Equity Ratio(エクイティレシオ)と言います。
(エクイティ=株主資本のこと)

例えば自己資本比率が70%と30%を比較してみましょう。
同じ資産が100万円として、負債(返す必要のあるお金)が70万円と30万円とでは、どちらが企業として安全か、ひと目でわかります。

ただし、負債が多いからといって、全てがダメという訳ではありません。
起業したばかりで負債が多くても、急成長している企業では、ベーシックインカムが期待できます。
反面、大企業は負債が少なく純資産が多いので安全ですが、成長性も安定しているケースが多いと言えます。
つまり自己資本比率は「企業の安定性」の一つの物差しであり、成長性や企業価値を見極める指標ではありません。

どんな時に使う?

自己資本比率は、企業の健全性を評価するために使われます。 以下に具体的な使用例をいくつか挙げてみましょう。評価するために自己資本比率を活用します。自己資本比率が高い企業は、自己資本を活用して事業を展開しており、面的に安定している性が高く見守ることが可能です。 自己資本比率が低い企業は、多くの場合、借り入れなどに頼っているため、重要なリスクが高いと評価されることがあります。

業界別の指標は?

自己資本比率が高いほど、財務的に安定して倒産しにくいと言えますが、業界や会社の規模によっては固定資産の割合や規模も違ってきます。
製造業など固定資産が多く企業と、卸売業や固定資産が少ない場合、IT業界など設備投資が少ない場合もあるので、以下の業界別の自己資本率も参考になります。

中小企業庁「2021年版中小企白書」参考

まとめ

自己資本比率は、自己資本÷資産(総資本)で「企業の安定性」を示しますが、成長性や企業価値を見極める指標ではありません。大企業の多くは自己資本比率が高く超安定で、スタートアップ企業は負債も多く不安定です。しかし未来の企業価値は「安定性」は無関係なので、ROICやEVA、企業の理念やパーパスなど、トータルで見極める必要があります。

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